ズワイガニの種類 本ズワイガニと大ズワイガニ
ズワイガニは一般に食用とされるのは、「ズワイガニ」 「大ズワイガニ」 「紅ズワイガニ」の3種類です。
【ズワイガニ 楽天市場】 |
ズワイガニ
日本海で獲れるズワイガニは港へ水揚げされる時間が短く、新鮮なうちに流通されます。 |
私達が一般的に「ズワイガニ」と呼んでいるのが「本ズワイガニ」です。
国内、国外でも獲られていて、一番多く流通し、食べてられています。
学名は「オピリオ」といい、他のズワイガニと区別するために「本ズワイガニ」、「本ずわい」などと呼ばれています。
日本海側の近海で多く獲れるズワイガニはこの本ズワイガニで、「越前ガニ」「松葉ガニ」に代表される高級なブランドガニもほとんどが、本ズワイガニ(オピリオ種)です。
ズワイガニよりも一回り以上大きく赤みを帯びていますが、本ズワイガニと区別がつきにくく、最近では学名の「バルダイ」と呼ばれ区別されています。
大ズワイガニ(バルダイ種)は日本近海ではあまり獲れず、日本に流通するほとんどが、ロシアのベーリング海や、オホーツク地方で獲れるカニです。
淡白で大味な食べ味であることから、以前はあまり重宝されていませんでしたが、最近は希少価値のある大ズワイガニとして評価されています。
身が大きく豪華なところからかぶりつくような食べ方をしたい人には人気があります。
紅ズワイガニ
【紅ズワイガニ】 |
紅ズワイガニ
紅ズワイガニはズワイガニよりも深い深海(800m〜2000m)に生息しており、かごなわ漁法によって漁獲されます。 |
紅ズワイガニは本ズワイガニに比べ、その名の由来通り、生きている時の色はズワイガニより、ずっと赤いですが、茹でてしまうと本ズワイ、紅ズワイ共に赤くなるので、区別がつきにくくなってしまいます。それでも足の裏側などは明らかに赤さが違います。
味は本ズワイガニに比べて、水っぽく、やや劣るといわれていますが、生きの良い紅ズワイガニはとても美味しく、味の優劣は個人の好みによるでしょう。
兵庫県の「香住ガニ」は紅ズワイガニのブランドとして有名です。
価格は本ズワイに比べると、とても安いので、価格で選ぶなら、紅ズワイガニという事になります。限られた予算で沢山食べたい方は紅ズワイガニがおすすめです。
ズワイガニと城崎温泉
関西・近畿では冬の旬の時期に松葉ガニ(ズワイガニ)を食べに旅行に行く事が習慣にもなっています。
寒い時期には松葉ガニと温泉はセットのようなもの。
関西の中心部から近くて人気ある温泉といえば、
「城崎温泉」でしょう。
城崎温泉 湯楽 |